転職希望者には外資系企業が人気

ren

2010年02月12日 20:39

新卒の就職と、他の分野からの転職というのは、全く異なるものと言えます。
その証拠に、新卒の人達が好む就職先と、転職希望者の好む就職先は、全く違うからです。

まず、新卒の人達に人気の職種は、サービス業です。
航空企業や化粧品などを扱う企業が特に人気のようです。
また、ソニーやシャープ、松下などの電気機器の分野も人気です。
そして最近の傾向としては、電通やNTTドコモなどの通信企業が人気という点も挙げられます。
新卒の人達が好む就職先は、やはり有名企業、大企業が中心となっています。
そこに現在の流行が加味された形ですね。

一方、転職者が望む就職先というのは、どういったところが挙げられるのでしょう。
大きな特徴として挙げられるのが、IT関連の外資系企業への転職が抜群に高いという点です。
新卒人気はそれ程高くないマイクロソフト、プロクター・アンド・ギャンブル・ジャパン、ゴールドマン・サックス証券といった外資系企業への転職希望者がかなり多いのです。
全体のランキングとしても、外資系企業への転職希望者がかなり多くなっています。
また、Google、楽天、Yahoo、Amazonといった、インターネット上ではお馴染みの会社に人気が高いのも特徴です。

何故こういったところが転職希望者に人気かというと、転職しやすい風潮だからです。
通常の大企業への転職は難しいですが、外資系企業への転職の場合は、ややそのハードルが下がります。
その上、開かれた社風のところが多く、転職した後も快適な環境の中で仕事をしやすいというところが人気のポイントのようです。